レッドハットは、ISVを対象とした新しいサポートプログラム「Red Hat Ready ISV パートナープログラム」の提供を開始した。
レッドハットは11月6日、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)を対象とした新しいサポートプログラム「Red Hat Ready ISV パートナープログラム」を同日から提供することを発表した。
2007年に入って、大手システムインテグレーター向けに「Red Hat Advanced Business Partner」を、中小規模のシステムインテグレーターやソフトウェア販売会社向けに「Red Hat Ready Business Partner」といった販売パートナープログラムの提供を開始した同社。
本日発表されたのは、ISV各社に対し、テクニカルセンターでの検証環境の提供および技術支援、定期的な技術セミナーの開催を通じて、「Red Hat Enterprise Linux」対応の業務・業種アプリケーションの開発を支援するためのもので、上記販売パートナープログラムとは連携する形となる。同プログラムは無償での提供となる。
発表の肝となるのは、この発表に合わせて同社内に新設されたテクニカルセンターの存在。これまでのISVパートナープログラムでは、評価用サブスクリプションの提供が中心だったが、今回は同センターのハードウェアを用いた動作検証やポーティング作業のほか、レッドハットのプリセールスエンジニアから、技術サポートを受けられるなどの技術支援も加わった。
また、技術情報を学ぶためのセミナー開催(第1回を12月7日に予定)や、eラーニングコースの提供も予定する。
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