日本HP、「Itanium9100番台」をサーバ製品に搭載

Itaniumの拡大を推進する企業連合「Itanium Solution Alliance」の一員である日本HPは、最新のItaniumプロセッサを搭載したサーバ製品「HP Integrity」シリーズを発表した。

» 2007年11月09日 09時25分 公開
[ITmedia]

 日本HPは11月8日、「HP Integrity」サーバシリーズにインテルの「Itaniumプロセッサ9100番台」を搭載したことを発表した。「Superdome」「rx8640」「rx7640」「rx6600」「rx3600」「rx2660」は同日から、「BL860c」は12月1日から販売開始となる。

エントリーモデルとなる「rx2660」 エントリーモデルとなる「rx2660」(同社資料より)

 9100番台はItaniumの最新版。FSB 667MHz、最大1.66GHzで動作し、プロセッサの負荷に応じて消費電力を抑える「デマンドベーススイッチング」(DBS)を採用した。

 新製品は、サーバの電力消費と熱出力を集中管理するアプリケーション「HP Insight Power Manager」をサポートする。DBSおよびリモート管理ツール「Integrated Lights-Out 2」と連携して電力コストを削減する。統合システム管理ツール「HP Systems Insight Manager」や、サーバを監視しハードウェア障害を通報するサービス「HP RSP」の導入によって管理プロセスが簡便化する。

 サーバにプロセッサ、メモリ、HDD、OSなどをバンドルした「HP Integrity Quick Value」シリーズも一新された。価格は、エントリーモデルとなるシングルコア搭載のrx2660が52万5000円。

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