世田谷区、IT投資診断に公開ベンチマークモデル「SLR」を採用

東京都世田谷区はIT投資の適性診断に、比較する企業や評価指標を公開するスクウェイブのベンチマークモデルを採用。東京23区では初となる。

» 2007年11月20日 20時18分 公開
[ITmedia]

 スクウェイブは11月20日、ITシステムの業務レベルとコストの妥当性を診断するベンチマークモデル「SLR(サービス・レベル・レイティング)」が、東京都世田谷区で採用されたと発表した。

 SLRは、開発、保守、運用、ネットワーク運用、パソコン、LANの運用、ヘルプデスク運用の7分野のサービスを数値化するもの。評価指標や比較する企業名を公開し、コストだけでなく業務レベルでの診断や、過去3年以内のデータを使用した評価ができるのが特徴。アウトソーシングや子会社といった形態の評価も可能で、これまで大手企業を中心に50社以上に採用されている。

 同社は地方自治体へサービスを拡大しており、これまでに神奈川県・藤沢市などで採用されている。東京23区では初。

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