MS、仮想化技術「Hyper-V」を前倒しβ公開

来年第1四半期に予定されていたMicrosoftのサーバ仮想化技術「Hyper-V」のβ版がリリースされた。

» 2007年12月14日 09時01分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは12月13日、サーバ仮想化技術「Hyper-V」の公開β版の提供を開始したと発表した。Hyper-Vは、Windows Server 2008の複数バージョンに搭載されるハイパーバイザーベースのサーバ仮想化技術。β版Hyper-V搭載の「Windows Server 2008 RC1(リリース候補第1版) Enterprise」は、Webサイトからダウンロードできる。

 同社は、Hyper-Vのβ版の提供開始をWindows Server 2008の製造工程向けリリース(RTM)と同じ2008年第1四半期と予定していたが、「予定より早く高品質のHyper-Vβ版を提供することで、製品版リリースに向け、顧客やパートナーによる価値あるフィードバックを得ることが可能になる」としている。

 Hyper-V搭載のWindows Server 2008は現在、英語版のx64 Enterpriseエディションが利用できる。Hyper-Vの製品版リリースは、2月27日に予定されているWindows Server 2008のRTM出荷開始から180日以内となる見通し。

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