Thunderbird 1.5、最後のアップデート公開

バージョン1.5.0.13で対処したはずの脆弱性が修正されていないことが分かり、改めてアップデートが公開された。

» 2007年12月21日 08時21分 公開
[ITmedia]

 Mozillaは12月19日、電子メールクライアント「Thunderbird」の脆弱性を修正するアップデートを公開した。

 Thunderbird 1.5.0.14では、FirefoxとInternet Explorer(IE)の相互作用で発生する深刻な脆弱性に対処した。この問題は、7月に公開されたバージョン1.5.0.13で対処したはずだったが、ユーザーが自動更新を通じて1.5.0.13にアップデートした場合、問題が修正されないことが判明したため、改めて対処した。

 このほか、メモリ破損でクラッシュが起きる問題にも対処した。いずれの脆弱性も、Thunderbird 2とFirefox 2では修正済み。

 なお、Thunderbird 1.5.0.xのアップデート公開はこれが最後となる。Mozillaは全ユーザーに対し、Thunderbird 2へのアップグレードを強く勧告している。

関連キーワード

Thunderbird | Mozilla


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ