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» 2008年01月22日 08時00分 UPDATE

今日から学ぶCOBIT:IT人材管理から学ぶ――「計画と組織」ドメインと10個のプロセス (1/6)

「計画と組織」ドメインにおける、10個のプロセスについて紹介しよう。

[谷誠之,ITmedia]

このコンテンツは、オンライン・ムック「運用管理の過去・現在・未来」のコンテンツです。関連する記事はこちらでご覧になれます。


「計画と組織」ドメイン

 「計画と組織」ドメイン(以下「PO」と略す)は、ビジネス要件に従いITがビジネスを支援することを目的として、ITを導入するために必要な様々な準備とその組織づくりのプロセスを明確にする段階である。ビジネス要件を満たすための青写真を描く段階、と捉えても良いだろう。4つのドメインの最初の段階である。

 ちなみにビジネス要件は、COBITにおいて「情報要請基準」と書かれる場合もある。これはビジネス要件がそのまま情報(IT)に対してその役割や責務を定義する基準となるものだからだろう。

 さて、POにおいて定義されているプロセスは、次の10個である。

  • PO1 IT戦略計画の策定
  • PO2 情報アーキテクチャの定義
  • PO3 技術指針の決定
  • PO4 ITプロセスと組織及びそのかかわりの定義
  • PO5 IT投資の管理
  • PO6 マネジメントの意図と指針の周知
  • PO7 IT人材の管理
  • PO8 品質管理
  • PO9 ITリスクの評価と管理
  • PO10 プロジェクト管理

 それぞれの「コントロール目標−概要−」の部分を紹介しておこう。ただ、翻訳に苦労したのだろう、プロセスによってはやや難解な表現をしているものもある。今回は筆者なりの要約を加えたが、読者の方々は適宜、それぞれの企業の都合に合わせて再翻訳して読んでいただきたい。またこれまでも述べてきたとおり、すべてのプロセスを一度に導入するのは現実的ではない。それぞれの企業において最も重要視すべきプロセス、最も足りないと思われるプロセスから、徐々に導入しよう。

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