センドメールとクラスキャット、管理者なしでも使えるセキュリティアプライアンス発表

センドメールとクラスキャットは、スパム/ウイルス対策や送信ドメイン認証、誤送信防止機能などを備えた中小〜中堅企業向けのメールセキュリティアプライアンスの最新版を発表した。

» 2008年02月05日 11時57分 公開
[ITmedia]

 センドメールとクラスキャットは2月5日、アプライアンス製品の最新版「ウイルス/スパム対策インターネットサーバアプライアンス Version 5」を発表した。ダイワボウ情報システムが2月18日に発売する。

 新製品は、IBMのx86サーバ「IBM System x 3550 / 3650 Express Advantage」にRed Hat Enterprise Linux 5.1を採用し、Xenの仮想化機能を利用したシステム構築に対応する。センドメールのウイルス/スパム対策や情報漏えい防止、誤送信防止、セキュリティポリシー管理ができる統合環境「Mailstream Manager」や、高精度スパムメール対策フィルタ「Sendmail Anti-Spam」、クラスキャットのSMTP認証、サブミッションポート、SSLセキュア接続などの統合管理環境「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition 5.0」を搭載する。

Mailstream Managerの管理画面

 最新版では、従来からの500ユーザー対応モデルと1000ユーザー対応モデルに加えて、50ユーザー対応モデルを追加された。専任のIT管理者が不在の中小企業などでも導入しやすいという。ダイワボウ情報システムが販売を行う予定で、年間1000システムの販売を見込んでいる。

製品名 50ユーザー対応版 500ユーザー対応版 1000ユーザー対応版
サーバ(IBM) System x3250 M2 4194-52J System x3550 7978-PNJ System x3650 7979-A2J
価格(税別) 79万7100円 122万100円 188万6300円
共通仕様 Red Hat Enterprise Linux 5 Server (Update 1)、ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition 5.0、Mailstream Manager (Sendmail Anti-Spam含む)、キッティング/インストール、1年間の電話と電子メールによるヘルプデスク
製品仕様と価格

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