日本ユニシスは、新ルールを発見するデータマイニング・ソリューション「MiningPro21」を提供開始すると発表した。
日本ユニシスは4月8日、顧客分析・商品分析・需要予測などを行うためのデータマイニングソフトウェア「MiningPro21」シリーズの最新版の提供を開始すると発表した。
最新版では、膨大なデータの中から、これまで発見できなかった法則を導き出す「ルール抽出機能」と、マイニング結果を必要なメンバーで共有する「データベース連携オプション機能」の2点を新たに追加した。
同社は、奈良先端科学技術大学院大学ソフトウェア工学講座と産学連携の共同研究を進めており、ルール抽出機能のエンジンには、共同研究のテーマである「エンピリカルソフトウェア工学」から得られた分析ノウハウが還元されているという。
MiningPro21基本モジュールの価格は、1システム200万円(税別)から。連携ソリューションとして、同社の通販企業向け情報系ソリューション「IMPACT-DM/MA3」や小売業向けソリューション「OpenCentral plus」、顧客の声分析ソリューション「CVPro」などがある。
日本ユニシスでは、MiningPro21を活用したデータマイニングのシステム構築において、年間10億円の売り上げを見込んでいるという。
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