みずほ情報総研、内部統制運用支援コンサルへ本腰

J-SOX本格化に合わせコンサルサービスを強化。みずほ情報総研がこれまでのノウハウを基に本格展開する。

» 2008年04月18日 12時59分 公開
[ITmedia]

 みずほ情報総研は、同社の金融機関向けコンサルティングのノウハウを活用し、実務運営を支援する「内部統制 本番年度運用支援コンサルティングサービス」を開始した。

 同社は発表について、「日本版SOX(J-SOX)の本番となる年度を迎え、サービスを本格的に展開していく」とリリースの中でコメントしている。内部統制対応を進める企業では、4月以降、内部統制の評価プロセスを恒常的な組織活動と位置づけて、実務運営体制の一部として取り組むことが求められる。

 みずほ情報総研では、「関係各部署の責任範囲と役割分担の明確化」「統制上の不備、または重要な欠陥を判定するための評価基準設定」「実務運営の根拠となる基本方針や規程、手続などをどのように整備すべきか」といった課題が存在すると指摘する。

 発表した支援コンサルティングサービスは、同社関連であるみずほフィナンシャルグループのSOX対応や、全国の地域金融機関60行へ提供してきた内部統制構築コンサルティングのノウハウを基にしているという。

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