エンバカデロ、「Delphi 2009」「C++Builder 2009」を紹介

エンバカデロ・テクノロジーはWindows向けソフトウェア開発ツールの新版「Delphi 2009」および、C++の開発環境「C++Builder 2009」の新機能を紹介した。

» 2008年09月09日 16時19分 公開
[ITmedia]

 エンバカデロ・テクノロジーは9月8日、都内で記者説明会を開催し、8月26日に発表したWindows向けソフトウェア開発ツールの新版「Delphi 2009」および、C++の開発環境「C++Builder 2009」の新機能を紹介した。Unicodeの全面サポートなどでソフトウェア開発の国際化に対応したとしている。

Delphi 2009の画面

 来日した同社製品マネジャー、ニック・ホッジス氏は「多言語データを使用する傾向が世界的に広がっている」と話す。多言語開発環境が多くなるなど開発現場で国際化が進んでいることから、新製品はIDE、コンパイラ、フレームワーク、ランタイムにいたるまで、全面的にUnicodeに対応した。

 加えて、新製品はVCL(Visual Component Library)コンポーネントを搭載。Microsoft Office形式のリボンコントロールをはじめ、Windowsの新しい操作方法をサポートしている。

 価格は新規購入の場合、Delphi 2009は「Professional」の10万2900円から、C++Builder 2009も「Professional」の10万2900円からとしている。

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