WebKitが「Acid3」に満点で合格

Safari、Google Chromeなどに採用されているWebKitが、Web標準準拠測定テストの「Acid3」をパスした。

» 2008年09月27日 07時58分 公開
[ITmedia]

 米Appleが中心となって開発しているオープンソースのWebレンダリングエンジンで、SafariやGoogle Chromeに採用されている「WebKit」の開発チームは9月25日、WebKitが「Acid3」に満点で合格したと発表した。Acid3に満点で合格したエンジンはWebKitが最初という。

 Acid3は、WebブラウザがWeb標準に準拠しているかどうかを測定するテスト。WebKitは以前に、幾つかのテストで100/100のスコアを獲得し、リファレンスレンダリングでも満点だったが、アニメーション再生の滑らかさではまだ合格していなかった。

 しかし今回、JavaScript、DOM、レンダリングの高速化の結果、推奨されるハードウェアでのアニメーションのスムーズな再生でも満点を獲得、Acid3の全テストを完全にパスしたという。開発チームは2.4GHz MacBook Proでテストを行った。

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