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Web標準の準拠度を測定する「Acid3」リリース

» 2008年03月05日 08時40分 公開
[ITmedia]

 Web Standards Project(WaSP)は3月3日、WebブラウザがWeb標準に準拠しているかどうかを測定するテストの最新版「Acid3」のリリースを発表した。

 WaSPによると、Acid3は特にWeb2.0の仕様をブラウザが実装しているかどうかを試せるよう設計されている。一般にDOM Scriptingと呼ばれている、ECMAScript 262やW3C Document Object Model 2標準規格を満たしているかどうかを確認できる。これらはWebベースのメールやオンラインのオフィススイートなどを可能にしている技術だ。

 Acid3は100問のミニテストで構成されている。WaSPは既にInternet Explorer(IE)、Firefox、Opera、Safariなどの主要ブラウザの最新バージョンでテストを実施、すべてについて幾つかの問題点を発見しているという。

Firefox 2.0.0.12でのテスト結果(左)。満点だと右のようにカラー表示になる

 昨年末にはMicrosoftがIE 8のAcid2合格を発表している。

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