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» 2008年10月10日 15時58分 UPDATE

Androidはスマートフォンの「転換点」になるか (1/2)

Android携帯はOSの標準化によってスマートフォンの転換点になるかもしれないとアナリストは考えている。

[Clint Boulton,eWEEK]
eWEEK

 ABI Researchのアナリスト、ケビン・バーデン氏は新しいリサーチノートで、Googleの携帯電話OS「Android」はスマートフォンの転換点になるだろうかと疑問を呈している。

 これは、T-MobileがAndroid搭載のスマートフォン「G1」の発注を3倍に増やしたことを明らかにした数日後に書かれたものだ。バーデン氏は以下のように記している。

Androidが、GoogleとOpen Handset Alliance(OHA)が望むようにユビキタスな携帯電話プラットフォームになるとしたら、それはキャリアと端末メーカーが、標準プラットフォームを採用することが自身のビジネスモデルにもたらす価値を認めるからだろう。携帯電話加入者が機能豊富な端末を求めるからではない。ましてAndroid携帯など言うまでもない。

 バーデン氏は、世界の携帯電話のうちスマートフォンはわずか14%なので、Googleは端末メーカーを説得して、今大半の携帯電話で使っているOSを入れ替えさせる必要があると指摘する。

 Googleはまた、キャリアの間で、標準化されたOSを搭載した携帯電話とその利用者が増える方がキャリアのためになるという見方を広げる必要がある。

 Enderle Groupのアナリスト、ロブ・エンダール氏は、今後もキャリアが大きな制限要因の1つになるだろうと付け加える。キャリアは支配力を維持したいと考えており、優れたユーザー体験の提供は以前からあまり得意ではないためという。

 「とは言え、キャリアに選択肢があるとは思わない。市場はキャリアに関係なく動いており、競争圧力に変化を強いられている」(同氏)

 標準化に関するこうしたアナリストの見解に疑問ははさみにくいが、G1がバーデン氏が考えているような「転換点」になるには、人々が手にしたときにアッと言うようなものではなければならない。

 T-MobileがG1を製造するHTCへの発注量を3倍に増やしたことから考えると、同社の9月23日のG1発表による大々的な宣伝は、大きな実を結びつつあるようだ。10月22日にG1を手にした人々がどう反応するかは、また別の問題だ。

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