BlackBerry端末管理のPCソフトに脆弱性アップデートで対処

「BlackBerry Desktop Software」に深刻な脆弱性が見つかり、修正パッチが公開された。

» 2008年12月01日 08時09分 公開
[ITmedia]

 BlackBerryの端末管理用デスクトップソフトウェア「BlackBerry Desktop Software」に深刻な脆弱性が見つかり、開発元のResearch In Motion(RIM)が問題を修正するアップデートを公開した。

 RIMやセキュリティ企業Secuniaのアドバイザリーによると、脆弱性はBlackBerry Desktop SoftwareでBlackBerryスマートフォンとWindowsとの同期のために使われているFlexNET ConnectのActiveXコントロールに存在する。脆弱性を突かれた場合、ユーザーが悪質なWebサイトを閲覧すると、攻撃者にシステムを制御される恐れがある。

 脆弱性が報告されているのはBlackBerry Desktop Softwareバージョン4.2.2〜4.7。RIMはユーザーに対し、この問題を修正したアップデート版をダウンロードするか、サードパーティーのソフトウェアベンダーからパッチを入手するよう呼びかけている。

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ