Google Chromeが正式版に

GoogleのブラウザChrome、β版から正式版へと移行した。

» 2008年12月12日 07時29分 公開
[ITmedia]

 米Googleは12月11日、Chromeブラウザがβ版から正式版へと移行したと発表した。

chrome ルック&フィールに大きな違いはないが、ロゴから「BETA」がとれた

 最初のリリース時から14回のアップデートを重ね、15回目にして正式リリースとなったという。公開100日で、全世界のユーザー数が1000万人以上に達したことも明らかにした。

 正式版では、最大の課題だったビデオとオーディオのプラグインの不具合が改善された。またV8 JavaScriptエンジンの動作速度は、最初のβ版と比べると、SunSpiderベンチマークで1.4倍、V8ベンチマークで1.5倍の高速化を実現しているという。

 ユーザーから改良の要望が多かったブックマーク機能については、ほかのブラウザとのブックマークのインポート・エキスポートがより簡単に実行でき、大量のブックマークも管理できるようになったとしている。なおユーザーのプライバシーに影響のある機能についての説明が、一カ所に統合された

bookmark ブックマークはFirefoxとInternet Explorerからインポートできる

 ブラウザの一般的な機能であるRSSのサポートやオートフィル機能については、今後追加していく予定という。また、機能拡張プラットフォーム、MacやLinux版の開発も行っているとしている。

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