Novellは、ディレクトリサービスと連携したストレージ運用管理の自動化を可能にする「Novell Storage Manager 2.5」を発表した。
Novellは米国時間の1月26日、アイデンティティ主導のストレージ管理ソフトウェア「Novell Storage Manager 2.5」を発表した。ディレクトリサービスと連携させたストレージ管理作業を包括的に自動化できる。
ディレクトリサービスにストレージポリシーを設定することで、各ユーザーのロールなどに従ったストレージの運用管理を自動化する。新たなユーザーが加入すると自動でストレージをプロビジョニングしたり、ロールべースでグルーピングしたストレージ領域へのアクセスを実現することなどが可能という。ディレクトリサービスは、「Novell eDirectory」または「Microsoft Active Directory」に対応する。
最新版では、各ユーザーごとに作成するホームディレクトリの数が無制限となった。また、自社Linuxプラットフォームのサポートを強化、Linuxサーバ上で動作するイベントモニタやエージェントに対応するほか、「Novell Identity Manager」との統合も強化した。インタフェースの一新により、使い勝手も改善するという。
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