ソニー製ネットワークカメラにバッファオーバーフローの脆弱性任意のコード実行の恐れ

ソニー製ネットワークカメラ「SNCシリーズ」にActiveXコントロールに関するバッファオーバーフローの脆弱性が見つかった。

» 2009年02月23日 19時11分 公開
[ITmedia]

 ソニー製ネットワークカメラ「SNCシリーズ」にActiveXコントロールに関するバッファオーバーフローの脆弱性が見つかった。情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターとJPCERT コーディネーションセンターが2月23日付けで情報を公開した。

 脆弱性は、SNCシリーズの画像をWebブラウザで閲覧する際に使用するActiveXコントロールに起因する。設定変数の一部の処理が適切に行われず、ヒープバッファオーバーフローが誘発される可能性がある。脆弱性を悪用する目的で細工されたWebページを閲覧すると、リモートから任意のコードを実行される恐れがある。

 ソニーは脆弱性を解消したファームウェアを製品ごとに公開し、ユーザーにアップデートを呼び掛けている。

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