Cisco、IOSのセキュリティアップデートを公開DoSや権限昇格の脆弱性

IOSの脆弱性に関するアドバイザリー8件がまとめて公開された。

» 2009年03月26日 08時00分 公開
[ITmedia]

 米Cisco Systemsは3月25日、同社製のルータやスイッチに搭載されているIOS(Internetwork Operating System)の定例セキュリティアップデートを公開した。

 同日公開したセキュリティアドバイザリーは8件。いずれもCisco IOS Softwareの脆弱性に対処している。脆弱性を突かれると、サービス妨害(DoS)、ネットワークトラフィックへの干渉、権限昇格、情報流出などにつながる恐れがある。

 共通指標のCVSSによる深刻度評価スコアは、最も高いもので9.0(最大値は10.0)。Ciscoはそれぞれの脆弱性を解決するソフトウェアアップデートの適用を呼びかけている。

 Ciscoは毎年3月と9月の年2回、IOSのセキュリティアップデートをまとめて公開。次回は9月23日に公開する予定。

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