1年間、「IT業界のノベルティ」を追い続けた新米記者が、ノベルティ業界の最新動向を紹介します。
ノベルティ――「企業が自社や商品の宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品」(Wikipediaより)。エンタープライズな世界に飛び込んで約1年、このノベルティというものを追い続けた1人の新米記者がいる。そのヒヨッコの1年間の軌跡が「ノベルティブログ」である――。
皆さんこんにちは、ノベルティブログを担当している「ノベルティ戦士」です。ネーミングはあの「IT戦士」に対抗しているわけではありません。今回はわたしが1年間に出会った企業のノベルティ、約170個の中から選りすぐった逸品を紹介するために登場しました。これを読めば、ノベルティ業界(そんなものあるのか?)の最新動向が分かるかもしれませんし、分からないかもしれません。
ひとくちにノベルティといっても、企業のロゴが付いたボールペンからイメージキャラクターを立体化したぬいぐるみまでさまざまな物があります。実用的なものから、「一体、何に使うの……? 」なんて用途不明なもの、大きなもの、小さなもの、食べられるもの……などなど、用途も大きさもさまざま。
もっともオーソドックスなノベルティは、やはりボールペンでしょうか。記者という職業柄、記者会見でたくさんゲットしました。ボールペンの傾向としては、多くの企業が配るノベルティなので、ほかの企業との差別化を図ることで「使ってもらえる」ように勝負しているようです。例えば、CROSS製の高級品だったり、不意に芯が出るのを防ぐデザインだったり、滑らない工夫が施されていたり、マスコットが付いていたり。ボールペン1つとってもその企業の「色」が分かる、それがノベルティなのです。
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