IBM、新ブレードサーバでQLogicとEmulexを採用

IBMはXeon 5500番台搭載の新ブレードサーバ「BladeCenter HS22」のオプションとして、QlogicのCNAとEmulexのファイバーチャネル拡張カードを扱う。

» 2009年05月27日 17時10分 公開
[ITmedia]

 IBMは3月に発表した新ブレードサーバ「BladeCenter HS22」のネットワークオプションとして、米QLogicと米Emulexの製品を採用する。QLogicとEmulexが5月26日、発表した。

 IBMはQLogicから、FCoE(Fibre Channel over Ethernet)向けCNA(Converged Network Adapter)の新製品「8100 Series」と10Gb CEE Pass-Thru Moduleを採用する。8100 Seriesはブレードサーバに最適化されており、ストレージとデータネットワークを10GbEのスピードでサポートし、消費電力は従来のCNAの3分の1で、ヒートシンクを必要としないという。IBMは同製品をSystem xでも採用する。

 Emulexからはファイバーチャネル拡張カード「LightPulse」を採用。この製品により、より多くのバンド幅、スループット、スケーラビリティを提供できるという。同製品はHS22だけでなく、System xとPower Seriesでも採用する。

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