NTT com、企業向けにUTMサービスをスタート

NTTコミュニケーションズは、日本IBMのUTM(統合脅威管理)アプライアンスを利用した企業向けセキュリティサービスを始める。

» 2009年07月22日 18時46分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズは7月22日、企業向けセキュリティサービス「OCNセキュリティゲートウェイ」を23日から始めると発表した。日本IBMのUTM(統合脅威管理)アプライアンスを利用する。

 同サービスでは、ファイアウォールやアンチウイルス/スパム、IDS/IPS(不正侵入検知・遮断)、URLフィルタリングなどの機能を搭載したUTMアプライアンス「IBM Proventia MX1004」を企業にレンタルする。NTTコミュニケーションズのセキュリティオペレーションセンターが、24時間体制でリモートからアプライアンスによる対策状況を監視する。

 また、機器の設定や運用・保守、ログの定期リポートの提供、問い合わせ対応なども行う。OCNの企業向けインターネット接続回線サービスと併用でき、システム構築する場合に比べてコストメリットを得られるという。

 料金は、設置初期費用が6万5100〜8万4000円(設置時間帯による)、月額費用は「ファイアウォールセット」が1万5750円、スパム対策などを追加した「ベーシックセット」が1万9215円となっている。

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