Apple、iTunesの深刻な脆弱性に対処

Appleが「iTunes 9.0.1」公開し、Mac OS XとWindowsの両方に影響する深刻な脆弱性を解決した。

» 2009年09月23日 08時12分 公開
[ITmedia]

 米Appleは9月22日付で音楽管理ソフト「iTunes」のセキュリティアップデートを公開し、Mac OS XとWindowsの両方に影響する深刻な脆弱性に対処した。

 Appleのアドバイザリーによると、「iTunes 9.0.1」では「.pls」ファイルの処理に関するバッファオーバーフロー問題を解決した。細工を施した.plsファイルを使ってこの問題を悪用された場合、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがあった。

 アップデートの対象となるOSはMac OS X 10.4.11以降とWindows XP、VistaおよびWindows 7。iTunes画面の「ヘルプ」メニューから「更新ファイルを確認」を選ぶとダウンロードできる。

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