「Metasploit 3.3」はApple iPhoneやWindows 7をサポートし、新たに440以上のエクスプロイトをカバーした。
脆弱性管理サービスを手掛ける米Rapid7は11月17日、脆弱性検証ツール最新版となる「Metasploit 3.3」の提供を開始したと発表した。Metasploitは10月にRapid7に買収され、引き続きープンソースプロジェクトとして運営されている。
Metasploit 3.3では新たに440以上のエクスプロイトをカバー。Windows、Linux、Mac OS Xといった主要OSのほかApple iPhoneやIBMのメインフレームにも対応し、今回新たにRuby 1.9.1とWindows 7もサポートした。
機能面ではソーシャルエンジニアリングの手口を使った侵入テストを支援するため先端のペイロードマスキングをサポート。ロードの高速化や操作性の向上、インストールのシンプル化といったパフォーマンスの強化を図っている。
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