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» 2010年01月20日 12時47分 UPDATE

偽のMS通知でマルウェアに多重感染、欧米で被害拡大

Microsoftのセキュリティ情報をかたる偽メールで複数のマルウェアに感染してしまう被害が、1月から欧米で拡大しているとBitDefenderが警告した。

[ITmedia]

 セキュリティ企業のBitDefenderはこのほど、Microsoftのセキュリティ情報をかたる偽メールで複数のマルウェアに感染してしまう被害が広がっているとして注意を呼び掛けた。1月以降、欧米を中心に感染が急増しているという。

 この手口は、Microsoft Officeのセキュリティ設定を変更してほしいといった内容のメールを送り付け、Microsoftのサイトに似せた悪質なページのリンクをクリックさせようとするもの。さらにユーザーが悪質なページを閲覧すると、電子メール設定をアップデートするためと称して実行形式のファイルを起動させようとする。

 2009年6月ごろにも類似の手口が相次いで見つかっており、セキュリティ各社も注意を呼び掛けていた。BitDefenderによれば、12月以降に見つかった手口ではOutlook Web Accessのユーザーを標的にしているとみられる。

 悪質なファイルにはボット型のトロイの木馬など幾つものマルウェアが含まれ、ShockwaveやFlash、PDFなどの脆弱性を突いて実行されると、リモートから不正にマシンを操作されたり、オンラインバンキングのアカウントや履歴などの情報が盗まれたりする恐れがある。。

 1月1〜13日に同社へ寄せられた地域別の感染報告では、米国が13%を占め、スペイン(11%)やフランス(9%)、ルーマニア(同)、カナダ(5%)、英国(3%)などが続いた。一部のマルウェアの感染報告は2009年12月後半に比べて4倍近く増加したという。

 同社では不審なメールのリンクは絶対にクリックしない、最新のアンチウイルスソフトを利用するなどの対策を呼び掛けている。

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BitDefender | 偽装メール | Outlook | 詐欺メール


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