AdobeがFlash Playerの脆弱性に対処、ReaderとAcrobatの更新版は16日にリリース

AdobeがFlash PlayerとAdobe AIRの更新版をリリースした。16日にはReaderとAcrobatの更新版もリリースする予定だ。

» 2010年02月15日 06時55分 公開
[ITmedia]

 米Adobe SystemsはAdobe Flash PlayerとAdobe AIRの更新版をリリースして深刻な脆弱性に対処するとともに、Adobe ReaderとAcrobatの更新版を米国時間の2月16日にリリースすると予告した。

 Adobeの2月12日付のアドバイザリーによると、脆弱性はFlash Player 10.0.42.34までのバージョンと、AIR 1.5.3.9120までのバージョンに存在する。この問題を悪用すると、ドメインサンドボックスをかわして不正なクロスドメインをリクエストできてしまう恐れがあるという。

 更新版の「Flash Player 10.0.45.2」と「AIR 1.5.3.9130」では、この脆弱性と、もう1件のサービス妨害(DoS)問題に対処した。

 一方、Adobe ReaderとAcrobatの更新版は16日にリリースする予定。Adobe Reader 9.3までのバージョン(Windows、Macintosh、UNIX版)と、Adobe Acrobat 9.3までのバージョン(Windows、Macintosh版)に存在する深刻なセキュリティ問題に対処するとしている。

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