監査業務の簡素化や脆弱性対応が容易になる。
マカフィーは4月7日、IT資産のコンプライアンス対応を簡略化するセキュリティ製品スイート「McAfee Total Protection for Compliance」を発売した。
同スイートは、ネットワークやシステム、ファイル、アカウントといったIT資産のコンプライアンス状況を一元管理する。エージェントツールをインストールできないIT資産の状況を把握できる技術を採用しており、監査に伴う作業を自動化できるのが特徴。
システムの脆弱性を保護する「仮想パッチシステム」機能も搭載する。検証などでセキュリティパッチをすぐに適用できない場合に、システムのセキュリティ状態を調査して脆弱性が悪用されないための処置を講じる。マカフィーが自社で検証した結果、パッチ適用に伴うコストを約80%削減した。
スイートに含まれる製品は、「McAfee Policy Auditor」「McAfee Vulnerability Manager」「McAfee Risk Advisor」「McAfee ePolicy Orchestrator」。価格は1ライセンス当たり1万9530円(税および初年度サポート料込み、最低購入は100ライセンス)からとなる。
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