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» 2010年04月08日 13時00分 UPDATE

ニュース解説:NECがソーシャルメディアポリシーを公開

NECはTwitterなどの活用を規定したソーシャルメディアポリシーを公開した。ループス・コミュニケーションズの福田浩至副社長は「新しいメディアに取り組んでいるというブランドイメージを得るきっかけになる」と評価する。

[藤村能光,ITmedia]

 NECは4月7日、ソーシャルメディア活用時の基本的な振る舞いやマナーを記した「ソーシャルメディアポリシー」を公開した。

 ソーシャルメディアポリシーを策定した目的は、NECやグループ企業の社員に対して、ソーシャルメディアを活用した情報発信、対応時の自覚や責任を周知するため。同社はTwitterの公式アカウント「NEC 広告宣伝(@NEC_ad)」「NEC イベント(@NEC_jp_event)」を運用しており、社員による情報発信が口コミなどで広がっていくことを認識している。

 同ポリシーでは、ソーシャルメディアに参加するための心構えとして、「傾聴の姿勢を忘れないこと」「ユーザーの声を聞くこと」「経験を通じ、学ぶこと。また、その経験を広く社内外に共有し、多くの個人やコミュニティーの成長に貢献すること」などを掲げている。

 企業のWebマーケティングにおいては、広告を掲載する「従来型のメディア」、コーポレートサイトやブランドサイトなどの「企業メディア」、SNSやブログ、Twitterといった「ソーシャルメディア」――という3種類のメディアが使い分けられている。NECは企業サイトに加え、Twitterなどを活用し、ユーザーとのコミュニケーションを強化していきたい考えだ。

ブランドイメージの向上に

 ソーシャルメディアポリシーに詳しいループス・コミュニケーションズの福田浩至副社長に、NECの取り組みについて聞いた。

ループス・コミュニケーションズの福田浩至副社長 ループス・コミュニケーションズ 福田浩至副社長

福田 国内の大企業としては初めての事例だろう。素晴らしい取り組みだ。NECが生活者(ユーザー)との対話を歓迎し、大切にしているという姿勢をアピールできる。公式アカウント一覧を公開することで、「企業になりすましたアカウント」と一線を画すことも可能だ。

 グループ企業や取引先を含む従業員にとっては、ガイドラインを常に確認できるため、一貫性、自律性を持って行動できる。ホームページに掲載することで、(ソーシャルメディアへの取り組みの)浸透を促すことも可能だ。大企業では、ソーシャルメディアポリシーを用意しなければ、取り組みの周知に労力とコストがかかる。

 生活者(ユーザー)にとっては、窓口が明示されているので、疑問や意見を即座に問い合わせられる。

 ソーシャルメディアポリシーの公開は、NECにとって、新しいメディアに積極的に取り組んでいるというブランドイメージを得るきっかけになるだろう。(談)

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