47件の脆弱性のうち、7件はデータベースに、16件はSunのSolarisに影響する。
米Oracleは4月13日、四半期に一度のクリティカルパッチアップデート(CPU)を公開し、合計47件の脆弱性に対処した。Sun Microsystemsの買収に伴い、今回からはSolarisの脆弱性に対処するパッチも提供している。
今回のCPUで対処した脆弱性の内訳は、Oracle Database Server関連が7件、Fusion Middleware関連が5件、Collaboration Suite関連が1件、E-Business Suite/Application関連が8件、PeopleSoft Enterprise/JD Edwards EnterpriseOne関連が4件、Industry Application関連が6件、Solaris Products Suite関連が16件となっている。
47件のうち28件は、認証を経ずにリモートで悪用される恐れのある脆弱性だという。これらの脆弱性を突いた攻撃が発生する恐れがあるとして、Oracleでは迅速にCPUを適用するよう勧告している。
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