短縮リンククリック数、急減の原因と結果オルタナブログ通信(1/3 ページ)

ビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」では、約250人のブロガーが、ITにまつわる時事ネタなどを日々発信している。今週はその中から「iPad」「Twitter」「スマートフォン」「Google」をテーマに紹介しよう。

» 2010年06月04日 16時48分 公開
[森川拓男,ITmedia]

視点を変えると印象が変わる

 昔の洋画と、最近の洋画の違いは何か。技術的なこともあるが、その最たるものは「邦題」ではないだろうか。最近の洋画は昔のそれと比較して、「カタカナ邦題」が増えている感がある。その理由の1つとして、インターネットなどを通じて情報が早く伝わるため、原題が知られているということが上げられる。昔のように、独自の邦題を付けるための日本語のセンスが失われつつあるということもあるのかもしれない。邦題は決して原題の直訳ではないからだ。永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」の映画「愛と青春の旅立ち」は、日本語タイトルの視点で観るのと、英語の原題の視点で観るのとでは、印象が全く違うという話では、名画の邦題と原題を比較し、その印象の違いを考察している。言葉ひとつとっても、視点を変えると見えるものが違ってくる。

 岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」の沖縄の海兵隊基地移転問題にみる「同じ事象に異なる視点」という基本的な構造にあるような問題もそうだ。言葉は大切だ。

 ネット上ではブログやTwitterを使って自由に発言できる、これは政治家も同様だ。しかし、佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」の政治家が実名で書いてるブログで「お遊び」はあまり通じない気がするにあるように、実名で書く言葉に責任が生じるという意見には賛成だ。もし、お遊びをしたいのならば、実名を出さずに匿名でやればよろしい。政治家が、実名で発言をするということは、それだけ影響力があるのだ。

 今回の「オルタナブログ通信」は、5月20〜26日にかけて「オルタナティブ・ブログ」へ投稿されたエントリーの中から「iPad」「Twitter」「スマートフォン」「Google」といったキーワードに注目した。読者がオルタナティブ・ブログを読む際の参考にしてほしい。

 ここで5月20〜26日を5月3週としt過去8週分のオルタナティブ・ブログへの投稿状況を可視化したグラフを見ていただこう。

5月20〜26日を最新としたオルタナティブ・ブログのステータス

 前回よりエントリー数が増え、投稿されたブログ数も増加した。この期間では5月24日に中尾敏夫氏「循環革命前夜の勉強会」、5月25日に川口健太郎氏「Get ZaaZy! イマジネーションは、ロジックを越える。」といった新ブロガーの参加もあった。彼ら若手のエントリーに期待したい。

 それでは5月20〜26日にオルタナブロガーが注目してきた話題を振り返ってみたい。

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