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» 2010年06月28日 08時19分 UPDATE

Weekly Memo:ソフトブレーンが突きつけたSalesforce.comへの挑戦状 (1/2)

ソフトブレーンが先週、主力の営業支援ソフトのクラウド対応版を発表した。海外展開も強化した新サービスで、世界の強豪Salesforce.comに挑む。そのアドバンテージとは――。

[松岡功,ITmedia]

マルチクラウド対応の新サービス

 「製品を発売してから12年、ようやく夢に描いていたサービスが実現した」

ソフトブレーン創業者の宋文洲氏 ソフトブレーン創業者の宋文洲氏

 ソフトブレーン創業者の宋文洲氏は、同社が6月24日に開いた新サービスの記者会見でこう力を込めた。新サービスは、同社の主力製品である営業支援ソフト「eセールスマネージャー」のクラウド対応版だ。クラウド対応だけでなく、さまざまな機能も大幅に強化されている。

 1999年に発売されたeセールスマネージャーは、これまで1600社を超える企業に採用されてきた。最大の特徴は、業種を問わず、それぞれの企業に合った営業プロセスを設計し、計測、改善を繰り返しながらマネジメントを行う「プロセスマネジメント」によって、利益につながる組織営業力を強化できる点にある。

 また、携帯電話からのスケジュールや履歴の確認、活動報告を簡単にできるようにして営業スタッフの利便性を向上。文字入力に頼らない選択方式での入力で情報の数値化も実現し、科学的なマネジメントを可能にしている。加えて、導入前後のコンサルティングサービスもeセールスマネージャーをヒット商品に押し上げた。

 そのクラウド対応版となる新サービス「eセールスマネージャーRemix Cloud」では、プロセスマネジメントや設計コンセプトである3つのレス(ワイヤレス、シームレス、キーボードレス)を継承しながら、マルチクラウド対応、仮説検証ユーザーインタフェース、営業BI(ビジネスインテリジェンス)機能といった3つの観点から機能強化が図られている。

 マルチクラウド対応では、国内のプライベートクラウドを提供する各社の基盤やパブリッククラウドを利用したサービスに柔軟に対応している。また、他のシステムとクラウド上で容易に連携できるようにAPIを公開。ソーシャルネットワークサービスに代表されるクラウドサービスと社内システムとの連携を強化したポータル機能も装備している。

 仮説検証ユーザーインタフェースでは、予算達成(Goal)に向かったPDCAサイクル(G-PDCAサイクル)を意識したメニュー構成にこだわり、営業スタッフやマネジャーが簡単に使える操作性を追求。例えば、営業スタッフが活動計画や報告に使う機能、マネジャーが分析・検証や改善に使う機能をそれぞれ集約したり、企業や個人の業務に合わせて視覚的に分かりやすいメニュー構成を自由自在に設定することができるという。

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