仮想デスクトップ専用のアンチウイルス、McAfeeとCitrixが提供

McAfeeとCitrixは、XenDesktop専用のアンチウイルス製品を発表した。

» 2010年10月08日 13時17分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 米McAfeeと米Citrix Systemsは10月7日(現地時間)、仮想デスクトップ環境に特化したアンチウイルス製品「McAfee Management for Optimized Virtual Environments AntiVirus」を発表した。

 同製品は、Citrixの仮想デスクトップ製品「Citrix XenDesktop」で動作する。集中監視サービスを利用することで、仮想マシンでマルウェアを検出した際に、セキュリティポリシーに基づいて、マルウェアの活動を阻止する。ほかの仮想マシンに対してもアップデートを適用させ、感染拡大を防ぐ。

 今後は、CitrixのクライアントPC用仮想化技術「Citrix XenClient」にも対応する予定。2社ではオンライン、オフラインの状態を問わず、仮想化環境をマルウェアから保護する仕組みを提供するとしている。

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