SSJはERP製品「SuperStream-NX」のオプションである「SuperStream-NX グループ経営管理」を発表。IFRSベースの情報管理やガバナンス確立を支援するという。
エス・エス・ジェイ(以下、SSJ)は4月14日、同社のERP製品「SuperStream-NX」のオプション製品「SuperStream-NX グループ経営管理(以下NXグループ経営管理)」を発表した。提供開始は2011年8月から。
NXグループ経営管理では、グループ全体や各社の経営データをダッシュボード形式で可視化でき、ROE(株主資本利益率)およびROA(総資産利益率)といった経営指標を確認できる。国内外に複数の拠点を持つ場合は、エリア別の収益も可視化できる。また事業/地域/顧客といった各セグメントの分析軸に従い財務諸表を視覚化し、それぞれの項目をドリルダウンすれば詳細を確認できる。
出力する財務諸表は、IFRSおよび日本基準に対応するもの。帳票の定義はユーザーがカスタマイズでき、PDFやExcel、CSVなどの形式にエクスポートできる。日時および配信先を指定すれば、“毎週決まった日時に経営陣にレポートファイルを送信する”といったことも可能(現バージョンではファイルへのアクセス権付与はできないが、今後実装を検討するという)。
なお他ベンダーの販売管理システムや在庫管理システムのデータもNXグループ経営管理に一元化できる(ODBCの設定などは必要)だ。
SSJではNXグループ経営管理の提供により、SuperStream全体の累計導入社数を、現在の約6000社から、2015年までに10000社以上に拡大する計画だという。
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