5月は2件、Microsoftがセキュリティ情報の公開を予告

Microsoftは日本時間の5月11日に、「緊急」レベル1件と「重要」レベル1件のセキュリティ情報を公開する。

» 2011年05月06日 23時02分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは、5月の月例セキュリティ情報を米国時間の5月10日(日本時間11日)に公開すると予告した。今回は2件の情報を公開する予定で、最大深刻度は最も高い「緊急」と2番目に高い「重要」が各1件となる。

 緊急レベルのセキュリティ情報では、Windows Server 2003/2008/2008 R2に存在している1件の深刻な脆弱性に対処する。一方、重要レベルのセキュリティ情報はOffice関連の2件の脆弱性に対処するもので、Office XP/2003/2007とMac向けのOffice 2004/2008などが影響を受ける。

 また、セキュリティ情報と併せて公開しているExploitability Index(悪用可能性指標)について、今回からさらに詳しい情報を提供する方針も明らかにした。この情報は更新プログラム適用の優先順位を決める際の参考としてもらう目的で、各脆弱性について悪用コードが作成される危険性を1〜3の3段階の数字で評価してきた。今後は新たに「Key Notes」の項目を設け、どの製品やOSで特に悪用コード出現の可能性が高いかといった情報を提供する予定だという。

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