日本技芸、Google Apps拡張サービス rakumoワークフロー&コンタクトのスマートフォン版を提供開始思いたったらすぐ承認

PCを立ち上げなくても迅速、確実に承認を行える。

» 2011年07月19日 16時28分 公開
[鈴木麻紀,ITmedia]

 日本技芸は7月19日、Google Apps for Business(以下Google Apps)の拡張サービス「rakumoワークフロー」と「rakumoコンタクト」のスマートフォン版を提供開始した。いずれもiPhoneとAndroidの両方に対応し、パソコン版のユーザーは追加費用なしで利用できる。

 「rakumoワークフロー」は、報連相(ほうれんそう)+承認を時間や場所が離れた状況においても実施できるサービス。今回リリースした「rakumoワークフローforスマートフォン」は、社外にいることが多く多忙な承認者からのスマートフォン対応の要望に応じてリリースした。

 直前のコメントや今後の決済フローを手早く確認しながら承認の可否を迅速に行える操作容易性がポイントで、初めて操作するユーザーでもマニュアルを読むことなく迅速な意思決定を行える。

rakumoワークフローforスマートフォン

 「rakumoコンタクトforスマートフォン」は、オフィス電話の短縮ダイヤルと内線番号表を高機能化した、社内共有のアドレス帳。組織や役職を確認しながら、電話番号やメールアドレスを選択して電話をかけたりメールを書けるので、同じ名字や似たようなメールアドレスの相手にも、素早く確実に連絡できる。

 rakumoコンタクトのパソコン版で登録した情報を使用するので、組織、役職、住所、電話番号、メールアドレスなどの最新情報を全社で共有できる。履歴を保持するので、電話のリダイヤルだけでなく、メールの再送信も簡単に行える。

rakumoコンタクトforスマートフォン 履歴表示画面

 rakumoコンタクトrakumoワークフローは共に、Google Appsのアカウント認証機能やGmail、Googleマップなどと連携した、クラウド型のサービス。自社内にサーバを設置する必要がなく低価格で利用できるため、事業継続性の観点や費用対効果を考え従来のグループウェアから移行するユーザーが多い。

 月額利用料は、rakumoコンタクトが53円(税込)/1アカウント、rakumoワークフローが315円(税込)/1アカウント(共にGoogle Appsライセンス料除く)。パソコン版を契約すれば、追加費用なしでスマートフォン版も利用できる。クラウド側で継続的にサービスのアップデートを実施するので、追加費用や更新作業なしに、継続的なサービスアップデートを受けることができる。

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