Androidアプリ開発者は、「Google TV Add-On」をSDKに追加することで、Google TV向けアプリを開発できるようになる。
米Googleは8月22日(現地時間)、Android SDKで「Google TV」向けのアプリを開発できるようにするアドオンのプレビュー版を公開した。Google Codeのページからダウンロードできる。Android 3.1(コードネーム:Honeycomb)以降が対象。
同社は5月に開催した開発者向け年次カンファレンス「Google I/O」で、Google TV向けAndroidアプリストア「Android Market for Google TV」を“この夏”に開設すると予告している。アドオンを公開することで、専用アプリストアのオープンまでにGoogle TVアプリのラインアップを充実させる狙い。
Android開発者はこのアドオンをSDKに追加することで、Google TVで稼働するアプリを開発できる。また、既存のスマートフォン向けやタブレット向けのアプリをGoogle TV向けに最適化することも可能だ。付属のエミュレーター上で開発できるが、このエミュレーターは今のところLinuxマシンのKVMしかサポートしていない。同社は他のOSのサポートもしていくという。
Android Marketには「Market Filter」機能があり、Google TV搭載デバイスでAndroid Marketを検索しても、同デバイスで利用できるアプリしか表示されないようになる。
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