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» 2011年12月15日 15時42分 公開

シマンテック、Veritas Storage Foundation製品群 6.0を発売へ

5年ぶりとなるストレージ管理製品スイートの最新版を発売。Storage Foundation 6.0など12製品で構成される。

[國谷武史,ITmedia]

 シマンテックは12月15日、ストレージ管理製品スイートの最新版「Veritas Storage Foundation製品群 6.0」を20日に発売すると発表した。Storage Foundation 6.0やVeritas Cluster Server 6.0、Veritas Operations Manager 4.1など12製品で構成される。

河村社長

 記者会見した河村浩明 代表取締役社長は、新製品群について「プライベートクラウド環境における複雑なストレージ環境の改善を図る幾多の機能を取り込んだ」とし、コモディティ製品基盤の基幹システムへの適用、物理および仮想環境におけるストレージの可用性や稼働効率の向上を実現すると語った。

 システムエンジニアリング本部 ストレージ&クラスタ製品担当の星野隆義 技術部長は、圧縮・重複排除と高可用性の2つの点が特徴であると説明する。

 同社が独自検証した圧縮・重複排除の効果では5種類のOSの仮想マシンのストレージ容量を削減する場合で、約2テラバイトのデータが約100Gバイトになり、データの読み込み時間でも約600秒から約60秒に短縮するという。ファイルサーバに適用した場合は容量が100Gバイトから40Gバイトほどになった。可用性に関する検証ではWebアプリケーションのシステムの本番系から待機系への切り替え時間が約3分から46秒に、データベースで4分21秒から1分52秒に短縮されることを確認したという。

仮想マシンを格納するストレージ環境での検証結果

 米Symantec テクニカル・プロダクト・マネジメント担当のポール・ベルク ディレクターは、先行導入したユーザー企業での事例を紹介。米通信企業では異種混在環境のストレージの利用状況で可視化し、180テラバイト相当のストレージの追加投資(180万ドル)を回避したという。米製造企業では災害復旧の時間を24時間から15分に短縮、オーストラリアの金融機関ではシステムの大半を仮想化環境に移行したが従前とほぼ同じ稼働率を確保できたとしている。

 また同社は今回の新製品群から新たなライセンス体系を導入する。従来はCPU単位だったが、新ライセンスでは使用コア数とその性能に応じた形となる。例えば、Intel Xeon Quad Coreの1コアを割り当てた仮想マシンで「Storage Foundation for Linux Standard」を導入する場合、従来は28万1580円だったが、新ライセンスでは4万9530円になる。

 なお、従来に比べてライセンス費用の計算が複雑になるため、同社ではCPUのモデルと使用コア数から費用を計算できるツールを準備するほか、使用規模が大きな場合にはサーバ数単位のライセンスも提供するという。

Veritas Storage Foundation製品群 6.0のラインアップ

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