東証でシステム障害、相場情報を配信できず

【Update】2010年に稼働した「arrowhead」システムの一部で相場情報を配信できない障害が発生し、関連する241銘柄の取引を一時停止。システム復旧に伴い、午後12時半から取引を再開する。

» 2012年02月02日 11時35分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 東京証券取引所で2月2日、システム障害が原因で相場情報を配信できない事態が発生した。東証はコンティンジェンシープランに基づき、この情報に関連する241銘柄について午前9時の取引開始からに売買を停止した。

 東証のIT部門によると、障害が発生したのは2010年1月に稼働した「arrowhead」のうち、相場情報を配信する「FLEXStandard」サービス。午前11時現在、原因の特定と復旧を進めている最中という。株式などの取引に関するシステムでは障害は発生していない。

 復旧の時期は未定としている。

【Update】……午後12時現在、東証はシステムが復旧したとして午後12時半から取引を再開する。

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