ルネサス、世界中で展開するマーケティング活動を効率化

ルネサス エレクトロニクスは世界10地域で実施するイベントやセミナーなどのマーケティングキャンペーン業務を、新たなシステムを導入することで効率化した。

» 2012年03月29日 08時08分 公開
[ITmedia]

 半導体大手のルネサス エレクトロニクスは、世界各国で展開する自社イベントやセミナーなどを管理するシステムを導入した。システムを提供したシャノンが3月27日に発表した。

 ルネサスが採用したのは、イベント管理やリードマネジメントなどを行うクラウドサービス「シャノンマーケティングプラットフォーム」。これにより、日本、中国、米国、ヨーロッパ、ブラジルなど世界10地域で展開するマーケティングキャンペーンの受付管理を効率化したほか、顧客認証との連携や申し込みテンプレートの統一などでユーザビリティを向上した。さらに、6カ国語対応の申し込みシステムを構築することで、キャンペーン管理業務の効率化、省力化を実現した。

 これまでルネサスでは、約80種類、年間約300回にもおよぶ半導体セミナーの申込管理作業が課題となっていた。申し込みサイトは社内規則によりプログラム作成部署がIT部門だけに限られていたため、全地域で約200種類の申込画面の作成作業が必要だったほか、6カ国語に対応するためリリース後も文字化けなどの対応に追われていた。

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