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» 2012年04月09日 17時35分 UPDATE

オールインワン型の新ワークステーション、日本HPが発表

約10億色の表示が可能な27インチIPS液晶ディスプレイとの一体構造で、省スペースが求められる環境向けに開発されたという。

[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月9日、オールインワン型ワークステーション「HP Z1」およびタワー型ワークステーションの新製品3モデルを発表した。5月10日からは、土曜日や休日でも修理対応するサービスを法人ユーザー向けに提供するという。

hp000.jpg 発表された「HP Z Workstation」

 HP Z1は、最大約10億色の色表示が可能な27インチワイド型IPS液晶ディスプレイ(2560×1440画素)とマシン部を一体にしたオールインワン構造を採用。CPUに第2世代インテルクアッドコアプロセッサ「Xeon E3シリーズ」およびインテルC206チップセット、NVIDIA Fermiベースのモバイルプロフェッショナルグラフィックス「Quadro 1000M」(または4000M)を搭載する。DDR3 ECC(エラー修正コード)型メモリやUSB 3.0ポートも備える。

 オールインワン構造としたことで、工具を使わずに筺体を開閉できる。筺体の各パーツはモジュール化されており、故障時や拡張時はディスプレイを前方向に傾倒して背面パネルを開くだけで、各モジュールを付け替えるだけと済む。内部構造は効率的なエアフローと静音性、堅牢性を実現したという。

hp001.jpghp002.jpg HP Z1の外観(左)と筺体内部を開いた様子

 タワー型ワークステーションの新モデルは、「Z420」「Z620」「Z820」の3種類。最新プロセッサの「インテルXeon E5シリーズ」を搭載し、搭載可能メモリ容量を強化した。ヒートポンプやラジエターが一体型となった最新の水冷モジュールやGPGPUカードを選択できる。Z620では拡張カードの利用でデュアルプロセッサ構成も選べる。

 主な用途はCADや映像制作、電子出版制作、金融情報処理、組み込み型システム、教育端末、エネルギー資源解析、経営情報分析など。また新サービスは、政府などから節電要請に応える法人が休日に操業する場合などに対応する目的で提供するという。

 製品価格はZ1が25万2000円(スタンダードモデル)、Z420が14万1750円から、Z620が16万650円から、Z820が21万円から。タワー型ワークステーションの新モデルは23日、Z1は26日にそれぞれ販売を開始する。

hp003.jpghp004.jpg 新旧タワー型モデルにおける性能比較(左)と法人向けサポートの概要

 会見した取締役 副社長 執行役員パーソナルシステムズ事業統括の岡隆史氏は、「例えば、せまい作業スペースで来客に応対しなければならない場合でも、すぐに機器を移動できることが肝心。新製品は日本の作業空間に求められるワークステーションを再定義して開発した」と述べている。

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