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» 2012年04月11日 21時40分 UPDATE

ビジネス向けソーシャルウェア「Zyncro」の新版がリリース――iPhoneアプリも投入

企業向けソーシャルコラボレーションツール「Zyncro」がLDAP連携などを備えバージョンアップ。iPhone用アプリもリリースする。

[石森将文,ITmedia]

 オーシャンブリッジは4月11日、企業向けのソーシャルコラボレーションツールと位置付けるクラウドアプリケーション「Zyncro(ジンクロ)」の新版を発表した。バージョンは「3.2.3」となる。

takayama.jpg オーシャンブリッジの高山社長

 「Zyncroを国内でリリースしてからおよそ1年がたったが、その間、ソーシャルコラボレーションツールを取り巻く状況も変化した。具体的には、メールを中心としたコミュニケーションの非効率性に着目する企業が増えた」と同社の高山知朗社長は指摘する。「とはいえ、TwitterやFacebookは業務利用にそぐわない。オンプレミスなサーバ環境でも導入でき、他の業務アプリケーションとも連携できるZyncroは、エンタープライズでの利用に適している」(高山社長)

 ウォールでの情報フィードを基本とするZyncroは、Facebookなどと類似したインタフェースを有するが、ファイル管理に特徴がある。各ドキュメントは階層管理されているので、ウォールをさかのぼって探す必要はない。ユーザーがドキュメントを更新するとその内容がフィードされるが、Zyncro上でバージョン管理されるため、同じようなファイルネームのドキュメントが多数並んでしまうことも防げる。外部にファイルを受け渡す際は、ダウンロード用URLを生成できるため、ファイル送信サービスを利用せずともやり取りできる。ドキュメントの中身を全文検索の対象とすることも可能だ。

 今回強化した機能を紹介しよう。メンバーのアクティビティを評価できる「いいね!」ボタンを実装した。これらは「統計ダッシュボード」で定量評価され、ユーザーの発言回数やファイル更新数などとともに組織における貢献度を可視化できる。また作成したグループに対し公開/プライベートの属性を設定したり、別のグループのフォルダに対しファイルへのショートカットを設定したりできるようになった。これらは「実際に業務で使われ、活性化できるソーシャルコラボレーションツールを目指し」(高山社長)実装した機能だという。

 他の業務システムとの連携も強化している。LDAPと連携することでSSO環境にZyncroを導入できるようになった(ユーザー情報のインポートも可能)。またMicrosoft SharePointのユーザーは、そのインタフェースにZyncroを組み込める。電子メールからZyncroにメッセージを投稿することもできるし、Googleカレンダー上のイベントをZyncroで閲覧できるようにもなった(逆にZyncroからGoogleカレンダーのイベントを作成することもできる)。

 セキュリティの視点では、ユーザーの操作ログを取得でき、またそのレポートを出力できるようになった。なおログデータについては契約ストレージとは別に管理されるため、ログを保存するためにストレージを増やす必要はない。

 なお今回、iPhone版のアプリケーションもリリースする予定。現在はAppStoreへ申請中だが、4月下旬にはダウンロード可能になる予定だという。iPad版のアプリケーションも今後リリースする計画だという。

 価格は月額600円/1ユーザーを基本とし、ストレージ容量は10ギガバイト当たり月額400円となる。なお5ユーザー・1ギガバイトまでは無料で利用可能だ。

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