Androidを“極薄ノートPC”に変える「ClamBook」が年内発売へ

Androidスマートフォンをドックで接続して頭脳代わりにするシンクライアントのようなガジェット「ClamBook」がホリデーシーズンに発売される。

» 2012年06月07日 11時57分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 iPad向けキーボードなどを販売する米ClamCaseが、Androidスマートフォンと接続してノートPCのように利用する端末「ClamBook」を発表した。今年のホリデーシーズンに発売するという。

 clambook 1 ClamBookはMHLドックでスマートフォンを接続して利用する

 ClamBookは、一見非常に薄いノートPCのようだが、CPUやストレージは内蔵されておらず、付属のドックにセットしたAndroid端末と接続しないと使えない。端末との接続には高速映像伝送インタフェース規格「MHL」のケーブルを使う。

 ClamBookは16:9のワイドスクリーン、フルサイズのキーボード、タッチパッド、スピーカーで構成されている。スマートフォンを頭脳として使うような感覚で、スマートフォン内の映画を大画面で再生したり、メールや文書作成を入力しやすいキーボードで行うためのガジェットという位置付けだ。

 clambook 2 筐体はアルミ製

 さらに、ClamBookに接続することでスマートフォンの充電も可能だ。

 ドックはAndroid用のみだが、別のケーブルでiPhoneを接続することもできる。ただし、iPhoneの場合は操作はiPhone側で行う必要がある。

 clambook 3 iPhoneでは外付けディスプレイとして利用できる

 具体的なスペックや価格はまだ不明だが、ClamCaseはホリデーシーズン(11月下旬)にClamBookを発売する計画だ。

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