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» 2012年07月23日 07時30分 UPDATE

フィッシング詐欺サイトの件数が過去最高を更新――業界団体の四半期報告

金融機関や決済サービスを装う手口のほか、SNSやISP、政府機関などの名をかたって個人情報をだまし取ろうとする手口も急増している。

[鈴木聖子,ITmedia]

 フィッシング詐欺対策業界団体のAnti-Phishing Working Group(APWG)が発表した2012年1〜3月期の報告書によると、同期間中に検出された詐欺サイトの件数は過去最高を更新した。

 それによると、月ごとのフィッシングサイト検出数は、2月に5万6859件となり、2009年8月の記録を抜いて過去最高を更新した。金融機関や決済サービスを装う手口のほか、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やISP、政府機関などの名をかたって個人情報をだまし取ろうとする手口も急増している。

 また、大手金融機関の偽の証明書を使ったPDFを添付して個人情報を盗もうとする手口が出現するなど、手口の高度化、巧妙化も進んでいるという。

 一方、1〜3月期に発見されたマルウェアの件数は、PandaLabsの集計で600万件を突破。中でも新規のマルウェアサンプルの80%をトロイの木馬が占めていた。

 マルウェアに感染したPCの割合は世界平均で35.51%となり、2011年に比べると3ポイント減少した。感染PCの占める割合を国別にみると、中国が54.1%で依然として最も高かった。感染率が50%を上回ったのは同国のみ。最も低いのはスウェーデンの18%だった。

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