「インテル Itanium プロセッサー 9500製品ファミリー」ではコア数が従来の2倍の最大8コアとなり、処理性能が最大2.4倍に向上した。
インテルは11月9日、基幹サーバ向けプロセッサの最新版となる「インテル Itanium プロセッサー 9500製品ファミリー」を発表した。コア数が従来の2倍の最大8コアになり、性能が最大2.4倍に向上したほか、I/O速度も33%高速化している。
Itanium 9500ファミリーでは54Mバイトのオンダイ・メモリを搭載し、4ソケット構成の場合に最大2テラバイトの低電圧DIMMに対応する。動作クロックはTDP(熱設計消費電力)が130ワットの場合で1.73GHz、同170ワットでは2.53GHz。低電圧動作では前世代に比べ40%高速化しているという。
また、同社は併せてItaniumの次世代モデル(開発コード「Kittson」)でXeonプロセッサとの互換性をサポートする「モジュラー型開発モデル」を採用すると表明。Itanium プロセッサの継続的な開発を進め、メーカーはItaniumとXeonに対応した単一のマザーボードを開発できるとしている。
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