Nokiaが、Windows Phone搭載スマートフォン「Lumia」シリーズ向けの有料音楽サービス「Nokia Music+」を発表した。Microsoftの「Xbox Music Pass」にほぼ匹敵するサービスを、半額以下で利用できる。
フィンランドNokiaは1月27日(現地時間)、米MicrosoftのWindows Phone搭載端末「Lumia」シリーズ向けの有料音楽サービス「Nokia Music+」を発表した。Lumiaシリーズを販売している欧米の一部で数週間後に提供を開始する。使用料は月額3.99ドル/3.99ユーロ。
Nokiaは現在、Lumiaシリーズに無料の音楽サービス「Nokia Music」を提供している。Nokia MusicにはPandoraのようなストリーミング機能「Mix Radio」があり、好みのプレイリスト(Mix)を4つまで登録して再生できる。プレイリストはオフラインでも再生可能。また、楽曲のダウンロード購入もできる。
Music+に加入すると、登録できるプレイリストの数の制限がなくなり、再生する楽曲の品質が無料版の8倍になり、プレイリストでの再生で曲のスキップができるようになり、再生中の楽曲の歌詞が表示されるようになる。
Lumiaでは、Microsoftが昨年発表した音楽サービス「Xbox Music」も利用できる。Music+のサービスは、Xboxの月額9.99ドルの有料サービス「Xbox Music Pass」にほぼ匹敵する。
NokiaはMusic+を紹介する公式ブログで、「これ(Music+)は、お金を払ってでも多数の楽曲を高品質で聴きたいが、月額9.99ユーロも払いたくない人のためのサービスだ」としている。
Lumiaシリーズは、Windows Phoneのフラッグシップ的なスマートフォン。同シリーズの10〜12月期の出荷台数は、前期比52%増の440万台だった。
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