米調査会社Flurryによると、iOSおよびAndroidを搭載するモバイル端末の利用台数で、2月に中国が米国を抜いて初めて首位に立った。
iOSおよびAndroidを搭載するスマートフォンやタブレットの利用台数で、中国が初めて米国を抜いてトップに立った。米調査会社Flurryが2月18日(現地時間)、このような調査結果を発表した。
Flurryは2012年3月、アクティベーション数で中国が米国を抜いて世界一になったと発表した。その後も中国の端末利用台数は急速に伸び、2013年1月には2億2100万台となって米国の2億2200万台に迫った。Flurryはこれまでの成長傾向と2月前半のデータに基いて、2月末の利用台数は中国が2億4600万台、米国が2億3000万台になると予想する。
Flurryは、世界中の27万5000本以上のアプリの24億件以上の匿名のアプリセッションを追跡した結果を独自の方法で分析しており、世界のスマートフォンおよびタブレットの9割以上のアクティビティを測定しているという。
中国の総人口は13億人以上で、米国の総人口は3億1000万人。この人口差から、米国が利用台数で今後中国を抜き返すことはないとFlurryはみている。
1月の世界での利用台数ランキングでは、米国と中国が3位の英国の5倍以上だった。4位は韓国、日本は5位だった。
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