ソフト開発の生産性を向上する「Rationalクラウド」を提供 日本IBM

チームでのソフトウェア開発の生産性を高める統合開発ソリューションを日本IBMはクラウドサービスとして提供する。

» 2013年03月13日 11時56分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは3月13日、ソフトウェア開発の生産性向上を支援するためのクラウドサービス「Rationalクラウド」を発表した。同日よりアイコクアルファ、SRA、ディアイスクエアの3社を通じて販売開始する。

 新サービスは、チームでのソフトウェア開発の生産性を高める統合開発ソリューション「コラボレーティブ・ライフサイクル・マネージメント(CLM)」の日本語版をクラウドサービスとして提供するもの。ソフトウェアが満たすべき膨大な要求を管理するための「Rational Requirements Composer」、ソフトウェアのソース・コード管理、構成・変更管理、作業管理など、チーム開発に必要な機能を1つのパッケージにした統合開発環境「Rational Team Concert」、テスト計画やプロセス、実行などを管理して効率的な品質管理を支援する「Rational Quality Manager」という3つのソフトウェア製品で構成されている。

 このサービスの活用によって、プロジェクトマネジャーや開発者、品質担当者などソフトウェア開発にかかわるメンバーがリアルタイムで情報を入手でき、チーム全体での開発効率を高めることができるという。

 価格は、使用料金やトレーニング費用を含めて月額約280万円。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ