Intel、ブライアン・クルザニッチCOOを次期CEOに指名 社長はレニー・ジェームズ氏に

Intelは、5月16日の株主総会で退任する社長兼CEOのポール・オッテリーニ氏の後任として、CEOにブライアン・クルザニッチCOOを、社長にソフトウェアおよびサービス部門上級副社長を務めるレニー・ジェームズ氏を指名した。

» 2013年05月03日 07時17分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Intelは5月2日(現地時間)、5月16日の株主総会で退任する社長兼CEOのポール・オッテリーニ氏(62)の後任として、CEOに現COO(最高執行責任者)のブライアン・クルザニッチ氏(52)を、社長として現在ソフトウェアおよびサービス部門上級副社長を務めるレニー・ジェームズ氏(48)を指名したと発表した。

 intel ブライアン・クルザニッチ氏(左)とレニー・ジェームズ氏(右)

 オッテリーニ氏の退任については、昨年11月に発表されている。同氏は退任後も相談役として同社に留まる。

 アンディ・ブライアント会長は「ブライアン(クルザニッチ氏)はテクノロジーへの情熱とビジネスへの深い理解を併せ持つ強い指導者だ」と語った。

 Intelの6代目CEOになるクルザニッチ氏は、1982年にプロセスエンジニアとしてIntelに入社し、工場長、製造組織責任者などを務めた後、2012年にCOOに就任した。

 ジェームズ氏は、Intelが1987年にBell Technologiesを買収した際にIntel入りした。同社のデータセンター、オープンソースソフトウェア、スマートフォン製品などを担当し、Intelの子会社であるHavok、McAfee、Wind Riverの会長を務めた後、現職に就任した。同氏はVMwareとVodafone Groupの取締役も務めている。

変更履歴:レニー・ジェームズ氏の年齢が間違っておりました。お詫びして訂正します。[2013/5/6 20:00]



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