Twitter、広告大手のWPPと大規模戦略提携

この提携により、WPPはツイートデータを同社の主なメディア・分析プラットフォームに統合する他、日本を含む各国の顧客のTwitterへの広告出稿をサポートする。

» 2013年06月07日 09時35分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 広告・マーケティング大手の英WPPは6月6日(現地時間)、米Twitterとの世界規模の戦略的提携を発表した。

 WPPは広告、マーケティング、データ分析サービスを提供する年間売上高165億ドルの世界最大規模のコミュニケーションサービス企業。世界の多数の広告関連企業を傘下に持ち、日本ではアサツー ディ・ケイの筆頭株主だ。

 この提携により、WPPはツイートデータを同社の主なメディア・分析プラットフォームに統合し、新たな広告・マーケティング関連製品を立ち上げる。また、傘下のGroupMの日本を含む各国の顧客によるTwitterへの広告出稿をサポートするという。

 Twitterのディック・コストロCEOは発表文で「Twitterが成長するにつれて、企業はブランディングや消費者調査に活用するようになってきている。ワールドクラスの分析、ターゲティング、クリエイティブ能力を持つWPPとの提携は、顧客に便益をもたらすだろう」と語った。

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