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» 2013年06月13日 17時25分 UPDATE

ストロングポイントを伸ばし続ける インフォテリアが事業戦略を発表

インフォテリアは2013年度の事業戦略説明会を開催。同社の主軸となる「ASTERIA」と「Handbook」の展望を示した。

[伏見学,ITmedia]

 インフォテリアは6月13日、2013年度の事業戦略説明会を開催した。平野洋一郎社長は、同社の主力製品であるデータ連携ソフトウェア「ASTERIA WARP」とモバイルコンテンツ管理サービス「Handbook」の好調ぶりをアピールするとともに、それぞれの領域で今後もトップベンダーであり続けることを力強く宣言した。

インフォテリアの平野洋一郎社長 インフォテリアの平野洋一郎社長

 2002年から提供しているASTERIAは、現在、企業データ連携製品市場における販売ライセンス数は最多で、全体の46.9%のシェアを持つ(テクノシステムリサーチ調べ)。導入企業は3604社に上り、ソニーや京セラなどの大手企業から中小企業まで幅広く活用されている。活用形態としては、例えば、会計システムと顧客管理システムを連携させるようなオーソドックスな用途から、全社のデータ連携基盤、クラウド連携基盤、自社開発基盤、ビジネス自動化基盤など、プラットフォームとしてASTERIAを使う企業も増えているという。

 そうした中で昨年11月にリリースされた最新版「ASTERIA 4.7」は、大規模、大容量のデータに対応するために、同製品シリーズとして初めてエンタープライズ版を追加した。この最新版の強みを生かし、独Software AGの「webMethods」をはじめとする外資系の競合製品からのリプレースを狙う。また、次期バージョンの開発コードネームが「Potassium(ポタシウム)」であることを明かした。

MCM市場を制す!

 2009年に販売開始したHandbookは、モバイルドキュメント管理市場で41.9%のシェアを占める(国内独立系調査会社調べ)。導入実績は2013年3月時点で531件となり、企業のほか、教育機関での採用も活発だ。海外企業への展開も積極的に行っている。(関連記事:韓国マーケットにHandbookを投入 インフォテリアと地元大手製薬グループが戦略提携中国全土でHandbookを販売へ インフォテリアがNeusoftグループと業務提携

 Handbookの特徴について、平野氏は「モバイルアクセス」「革新的なユーザー体験」「エンタープライズレベルのセキュリティ」「現場情報の収集」「自由なデバイス選択」「柔軟なシステム構成」の6つを挙げる。とりわけセキュリティに関して、平野氏は「多くの企業がモバイルデバイス導入を検討する際の重要事項であり、モバイル向けコンテンツ管理(MCM)をどうするかが喫緊の課題になっている」と説明する。そうした状況に対し、Handbookのセキュリティ機能をさらに強化することで「MCM市場を制する」と平野氏は意気込む。

 加えて、新たなタブレット端末向け製品を今年度中に発売する予定だという。コードネームが「Gravity(グラビティ)」という新製品は、基幹業務システムの定形データをタブレットで扱うというもの。データの閲覧だけでなく、タブレット側での入力も可能だとした。

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