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» 2013年09月24日 07時28分 UPDATE

iPhone 5sの「指紋認証破り」を実証、独のハッキンググループ

iPhone 5s本体表面のガラスに付着したユーザーの指紋を取り出して「TouchID」で認識させ、iPhone 5sのロックを解除することに成功したという。

[鈴木聖子,ITmedia]

 ドイツのハッキンググループ「Chaos Computer Club」(CCC)は9月21日、Appleの「iPhone 5s」に搭載された「TouchID」の指紋認証をごく日常的な手段を使って破ることに成功したと発表した。

 CCCのブログによると、実験に使ったiPhone 5sはセキュリティ企業のHeise Securityから提供を受けた。TouchIDの指紋認証破りには、iPhone 5s本体表面のガラスに付着したユーザーの指紋を利用したという。

 まず科学捜査の手法を使ってユーザーの指紋を浮かび上がらせて写真で撮影し、反転させてレーザープリンタで透明なシートに印刷。この画像をフィルムに転写し、自分の指に貼ってTouchIDで認証させ、iPhone 5sのロックを解除することに成功した。

i5s01.jpg Chaos Computer Clubが公開した実証映像より

 この手法は、市場に出回っている指紋センサーに対して以前から使われているものだとCCCは説明する。

 今回の実験結果を受けてCCCは、「指紋認証はアクセスコントロールの手段として不適切であり、避けるべきであることが実証された。これによって、人々が指紋認識に対して抱いている幻想が葬られることを願う。変更することができず、毎日あちこちに残してくるものをセキュリティトークンとして使うのは単純に馬鹿げている」と指摘している。

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